課題 part.3
今回はローソンから発売されているお菓子の芋けんぴを元に、リニューアルされたローソンオリジナル商品(主にローソンセレクトと呼ばれる商品達)のパッケージを見ていきたいと思います!
バックの背景をベージュにして商品のイラストを中心部に描いており、とてもシンプルなパッケージとなっております。
今回はこちらの芋けんぴしか写真はありませんが、お菓子を始めとして飲料や惣菜、冷凍食品などもこのパッケージで数多くの商品を展開していました。
私は普段からコンビニの中ではローソンをよく利用しているのですが、少し前からこのリニューアルされたパッケージになっており、個人的な初見の印象は「かわいくてシンプル」でした。
その後Instagramにてローソンの新パッケージについて調べてみると、同年代のユーザーからはやはりシンプルかつ可愛いパッケージが高評価で、世間一般で言う『インスタ映え』という点ではとても良いという事がわかりました。
しかし、Twitterでは正反対の意味で話題を呼び、『同じようなデザインでわかりづらい』『デザインとしては良さが死んでいて見づらい』などといった批評がかなり目立っていました。
実際、友人がローソンで働いているのですが、商品を陳列する際にとてもわかりづらいと話しており、商品を購入するユーザーだけでなく提供する側の店員さんにも賛否があるみたいでした。
よくあるパッケージでは中身が見えるように透明になっているのが主流ではありますが、新パッケージの方では中身が見えず、その代わりとしてイラストが使用されていたりしていましたが、どうしても商品の面積からしてイラストが小さくなってしまい、結果的に見えづらくなってしまうのではないか、とも考えました。
一方で、一部の商品では日本語の表記の他に英語、中国語、韓国語の四ヶ国語で商品名が記載されており、今までのコンビニエンスストアでのパッケージの表記を一新するような傾向が見られました。
ユニバーサルデザイン(文化・言語・国籍や年齢・性別などの違い、能力などにかかわらず、出来るだけ多くの人が利用できることを目指した建築・製品などの設計のことであり、またそれを実現するためのプロセス ※一部ウィキペディアより引用)という言葉があるように、若い世代にターゲットを狙っていたのなら成功かもしれないけれど、コンビニエンスストアという年齢や性別、国籍を問わず多くのユーザーが利用する場としてはユニバーサルの観点からしては、総合的に見るとやはり劣ってしまうように感じてしまいました。
賛否両論があるのはどうしても物を作り世に出す上では生まれてきてしまうものなのですが、ここまで両方の意味で話題を呼ぶローソンの新パッケージが今後どう変わっていくのか楽しみではあります。
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